青木みのり Minori AOKI Ph. D.
略歴:
教育相談室、学生相談、公立中学校スクールカウンセラー、
精神科クリニックカウンセラーとして臨床活動を行なう。
臨床心理士、公認心理師、博士(人文科学)。
日本女子大学人間社会学部心理学科教授。
主な担当授業科目:
(学部) 臨床心理学概論、教育・学校心理学、家族心理学など
(大学院)教育相談、家族療法、臨床心理面接など
メッセージ:
こんにちは。このサイトを訪問してくださってありがとうございます。ここに来てくださったあなたはたぶん、心理学に興味をお持ちなのではないでしょうか。そこで私の心理学についての考えを少し、お伝えしたいと思います。
人間は一人一人がかけがえのない存在であり、望みもまた人それぞれです。 でも健康で幸せに毎日を送りたいと願う人は、多いと思います。
私が最初に心理学に興味を持ったのは高校生の時でした。自分の心はどうなっているのだろうと思い、図書館で出会った心理学の本に夢中になったことを覚えています。
その後、カウンセラーとして活動する中で、相談に来られた方やそのご家族が納得のいく生き方ができることが大切だと思うようになり、サポートするように心掛けてきました。人間は自分のことだけ考えていても、逆に周りの人に合わせてだけいても、なかなか幸せにはなれないもののようです。
また、「怪我の功名」という言葉もあるように、一時は問題だと思ったことも、しばらく経つと別の面が見えてきて、後になって幸せにつながっていくこともあります。例えば転校生が来て、最初は落ち着かないと思ったけれど、その人を知るうちに親しくなって、いつの間にか親友になっていた、なんていうこともありますよね。
病気や悩みを持つと私たちは、改めて「健康であることのありがたさ」や「生きていくこ との意味深さ」に気づいたりします。これも「怪我の功名」かもしれませんね。でも病気にならなくても、普段の生活の中で意味深さに気づき、人生を豊かなものにすることもできると思います。今の私は、悩める人たちをサポートすることに加えて、豊かな日常生活につながる心理学を目指したいと願っています。