応用心理学ハンドブック
(日本応用心理学会編)
☆日本応用心理学会85周年特別企画による、応用心理学のハンドブックです。16の領域と分野にわたり、歴史的経緯から最近の動向と今後の展望をコンパクトにまとめています。簡潔なので読みやすく、効率よく広範囲の知識を身に着けることができます。青木は、第7章「臨床と応用心理学」の総説を担当しました。
「クライエントの視点」再考―ブリーフセラピーからの一提言
(青木みのり著 晃洋書房 2019年)
☆私の博論をまとめたものです。面接では、常々「クライエントの傍らに立ち、ともに歩む」感覚を大切にしたいと思っています。そのためにこの小書は、私にとって原点であり、これからもよりどころとなっていくことと思います。
大好きな絵画、ルネ・マグリットの「光の帝国」をあしらった表紙もお気に入りです。清冽な世界観に惹かれるとともに、他者を理解するためには柔軟な「ものの見方」が大切、という意味も込めてみました。
公認心理師技法ガイド
(下山晴彦 編集主幹 文光堂 2019年)
☆公認心理師が現場で使用するための、最新の技法ガイドです。
青木は「カウンセリング」について書いています。
どのような臨床的アプローチを用いるにしても、
カウンセリングのスキルや考え方は、
共通してベースになる重要なものだと思います。
カウンセリングテクニック入門:プロカウンセラーの技法30
(岩壁茂編 金剛出版 2018年)
☆臨床心理学増刊7号が、ご好評にお応えして、単行本になりました。
よりコンパクトで、手に取りやすい装丁になっています。
臨床心理学増刊7号
「カウンセリングテクニック入門:プロカウンセラーの技法30」
(岩壁茂編 金剛出版 2015年)
☆コンパクトながら、刺激的で充実した内容の一冊だと思います。特に巻頭の対談から、インスパイアされるものを感じました。青木は「リフレ―ミング」を担当しております。
ブリーフセラピー:
「問題と解決」の理論とコンサルテーション
(青木みのり著 ナカニシヤ出版 2014年)
☆初めての単著本です。「ブリーフセラピー」というシンプルなタイトルですが、中身は、 結構いろんなことを書いています。
前半の、宮田敬一先生のコンサルテーション部分は、貴重な記録資料としての価値もあります。
心理療法の見立てと介入をつなぐ工夫
(乾吉佑編 金剛出版 2013年)
☆第1章「ブリーフセラピー」を担当しています。問題モードから解決モードへと移行する統合的なアプローチの事例です。編者のお一人でもあった宮田先生からのご依頼で代筆した、感慨深い一章となりました。
PAC分析研究・事例集2
(内藤哲雄他編・ナカニシヤ出版・2011年)
☆PAC分析を用いたスクールカウンセリングの
事例を書いています。
PAC分析は、クラスター分析と自由連想を用いた、質的分析法です。個人の内面を描き出すという点において優れた方法だと思います。
インクルーシブセラピー:敬意に満ちた態度でクライエントの抵抗を解消する26の方法
(ビル・オハンロン著 宮田敬一監訳
二瓶社 2007年)
☆生きていくうえで無駄なものはない、どんなものにも意味があるという前提の上で、効果的な技法を具体的に紹介しています。
多文化教育臨床の基礎
マクロ・カウンセリング実践シリーズ4・ 「つなぎ育てるカウンセリング」 (井上孝代編著・川島書店・2007年)
☆スクールカウンセリングにおける、 保護者と学校の連携について 書いています。
児童生徒の成長を支える環境づくりは、
とても大切だと痛感します。